シティポップをギターで弾くには?必要なコードとカッティングを解説【初心者向け】
- ryanboisselle
- 10月9日
- 読了時間: 4分

ここ数年、再び注目を集めているシティポップ。もしあなたがギタリストなら、まさに今が始めどきです。
この記事では、シティポップの簡単な歴史紹介と、ギターでその雰囲気を出すためのファンク由来のリズムテクニックを紹介します。さらに、実際に弾き始めるための参考動画もご案内します。
🕶️ シティポップって何?
シティポップは、1970年代後半から1980年代前半の日本で生まれた音楽ジャンル。都会的で洗練されたアレンジ、ジャジーなコード、グルーヴィーなリズムが特徴です。
日本のポップスに、ファンク、ソウル、AOR、ジャズ・フュージョン、ディスコなどの洋楽エッセンスが絶妙にブレンドされていて、当時の好景気を象徴するような明るさと余裕が詰まっています。
代表的なアーティストは以下の通り:
山下達郎
竹内まりや
大貫妙子
荒井(亜蘭)知子
角松敏生
90年代以降はいったん姿を潜めましたが、YouTubeやTikTokなどのアルゴリズムの魔法によって世界中で再注目されるようになりました。
🎸 シティポップ・ギターの特徴は?
シティポップのギターは、リズム感とセンスが命です。下記のポイントを押さえると、グッとそれっぽいサウンドに近づきます。
✨ 1. ジャジーでスムースなコードワーク
よく使われるのはこんなコードたち:
メジャー7th(maj7)
マイナー7th(min7)
9th、13th
サス系(sus)コード
どれも開放コードではありませんが、形を覚えれば意外と簡単に押さえられます。
もしこれらのコードにあまり馴染みがない方は、シティポップやR&Bでよく使われる基本コード8選をまとめたPDFをどうぞ。

詳しくは、R&B初心者向けコード解説ブログでも紹介しています!
🕺 2. ファンクっぽいリズム・カッティング
シティポップのギターは、ファンクのカッティングスタイルに強く影響を受けています。意識するポイントは以下:
16分音符の刻みリズム
ゴーストノートやミュート奏法
タイトなタイム感
このスタイルが初めての方は、ファンク・ストロークの基礎を紹介した動画がおすすめです。初心者向けに解説しているので、シティポップに取り組む前の土台作りにもぴったりです。
🎯 3. ダイアド(二音コード)とコード・フラグメント
複雑に見せずにおしゃれなサウンドを出すコツのひとつが、**ダイアド(二音だけのコード)**を使うこと。
シティポップではよく使われていて、バンド内でのギターの「隙間感」や洗練された響きを演出できます。
このテクニックは、この動画で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
🚀 さあ、弾いてみよう!
シティポップ・ギターの基礎を身につけるための流れはこんな感じです:
maj7 や min7 の基本フォームを覚える
メトロノームやバッキングに合わせて16分リズムを練習
上記の動画でファンクのカッティング感覚を掴む
ダイアドを加えて、よりメロディックにアレンジしてみる
🎶 初心者におすすめのシティポップ曲:「Stay With Me」
初めて弾くシティポップの曲としておすすめなのが、松原みきの「Stay With Me」。この曲にはシティポップらしさが詰まっています:
スムースな maj7 / min7コード進行
ゆったりだけどグルーヴ感のある伴奏
練習に最適なループしやすいコード進行
ジャズっぽい響きはあるけれど、意外と弾きやすくて入りやすい一曲です。
👉
✨ シティポップをギターで弾いてみたい方へ
もし「もっとグルーヴ感を出したい」「コードを綺麗に鳴らしたい」「シティポップの曲で練習したい」そんな思いがあれば、ぜひ一緒にレッスンしましょう。
私は東京・高田馬場で、英語と日本語の両方でレッスンを行っています。プライベート・グループどちらも対応可能です。
あなたが「弾きたい」と思う音楽にフォーカスして、自然に・カッコよく弾けるようにサポートします。
一緒にグルーヴィーなサウンドを目指しましょう!🎶





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