トロントから高田馬場へ——カナダ出身ギタリストが東京でギターを教えて12年
- ryanboisselle
- 7 時間前
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12年以上前、カナダ・トロントから東京に引っ越してきました。特に大きな計画があったわけではなく、「日本ってどんなところだろう?」という好奇心とギター一本だけ。
気づけば今では、高田馬場でギタースクールを運営しながら、プレイヤーとしても活動を続けています。
🎸 トロント時代の演奏活動とレッスン
初めてギターを教えたのは高校生のとき。近所の子どもたちにコードやリフを教えるところから始まりました。その後も大学に通いながら、アーティストのサポートやライブ活動と並行してギターレッスンを続けていました。
早い段階で気づいたのは、自分がギターから感じている楽しさを誰かと共有することが、純粋に好きだということ。
日本に来てからも、自然とまた教え始めることになりました。
🌏 異文化の中での音楽教育
日本でギターを教えるようになってから、こちらが学ぶことも本当に多かったです。
言語の違いはもちろん、学び方や理解の仕方、求められる教え方まで違いがある。だからこそ、自分の中で「どう伝えるか」を一から考え直す必要がありました。
今では英語・日本語どちらでもレッスンを行っていて、グルーヴやハーモニー、音色の作り方などを、文化に関係なく伝わる言葉で教えることが自分の強みになっています。
面白いのは、日本の生徒さんはジャズやR&B、ファンクなどの音楽に興味を持っている人が本当に多いこと。カナダではロックやアコースティックが中心だったので、最初は驚きました。でも、自分自身が好きなジャンルでもあるので、今はとても楽しくレッスンしています。
🎵 音楽は共通言語
よく「音楽は世界の共通言語」と言いますが、それを実感する場面がたくさんあります。
たとえばジャムセッションでは、言葉が通じなくても演奏が始まれば不思議と気持ちが通じる。アイコンタクト、うなずき、そして「今のフレーズ、やばかったね」っていう顔。それだけで伝わるんです。
📍 なぜ高田馬場?
高田馬場は、音楽との相性がとても良い街だと思います。
学生、アーティスト、地元の方、海外から来た人たちまで、いろんな人が交差する場所。アクセスも良いので、東京のいろんなエリアから生徒さんが通ってきてくれます。
そしてなにより、街に“音楽の空気感”があるんですよね。駅の近くでは、エフェクターボードやギターケースを持ったミュージシャンをいつも見かけます。「自分もその一員なんだ」って思えるような雰囲気があるのが嬉しいです。
ちなみに毎週水曜日のランチは決まってます。「スンドゥブ中山豆腐店」のスンドゥブ・ブルコギ定食。たぶん、そこで僕を見かける確率高いです(笑)
🧑🏫 教えることを続ける理由
ギターを教えていて一番嬉しい瞬間は、「できた!」という表情を見られたときです。
生徒さんが好きな曲を弾けるようになったとき。わからなかったリズムがつかめたとき。ちょっとした変化が、演奏を大きく変える。その瞬間を一緒に体感できるのが、何よりの喜びです。
僕自身、昔ギターを学んでいた頃に、ちょっと冷たい先生や、ただ自分の上手さを見せたいだけの先生にも出会いました。「これ難しいでしょ?でも俺はできるんだよね」っていう雰囲気。正直、あれはキツかったです。
でも、「今は難しく感じるかもしれないけど、絶対にできるようになるよ」って言ってくれる先生にも出会いました。そういう教え方が、生徒にとってどれだけ心強いか、身をもって知っています。
だからこそ、僕は後者のような先生でいたい。「誰でもギターは弾けるようになる」それを信じて、一人ひとりに向き合っています。
✨ この25年間で一番嬉しかったこと
やっぱり、生徒さんの成長を間近で見られることです。
ゼロから始めた人がライブで演奏するようになったり、人前で演奏する自信がついたり、「久しぶりに音楽って楽しいって思えた」と言ってくれたり。
中でも一番感動するのは、発表会で生徒さんがステージに立つ瞬間です。
夏とクリスマスに開催している発表会では、毎回いろんなドラマがあります。勇気を出して一歩踏み出す姿は、本当にかっこいいです。
🎶 東京でギターを習ってみたい方へ
もし東京(特に高田馬場エリア)でギターレッスンをお探しなら、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。
初心者の方も、経験者の方も、それぞれの目標に合わせてサポートします。
リズム感・タイム感の向上
グルーヴのある演奏
好きな曲で練習
セッションでも通用する自信づくり
英語・日本語、MIX、どちらでも対応可能です。
ファンク/ソウル/R&B/ジャズなどのスタイルを中心に教えています。
一緒にギターを楽しみましょう♬
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