ペンタ一発卒業!「Isn’t She Lovely」でコードに沿ったソロを作る方法
- ryanboisselle
- 6 日前
- 読了時間: 5分

今回は、僕のレッスンでもよく質問される曲について紹介したいと思います。それがスティーヴィー・ワンダーの名曲「Isn’t She Lovely(イズント・シー・ラヴリー)」です。
この曲で多くの人がやりがちなのが、ずっとC♯マイナーペンタ一発で弾き通してしまうこと。
もちろん、それでも悪くはないんですが、それだけだとソロが単調で、和音から浮いてしまったような印象になりがちです。
そこで今回は、僕が録音したソロをもとに、「Isn’t She Lovely」で使えるより音楽的で表情豊かなアイデアをいくつか紹介します。
基本はC♯マイナーペンタを軸にしつつ、そこから発展させていきます:
コードトーンを狙う
C♯ナチュラルマイナーを混ぜる
マイナー9やドミナント7のアルペジオを使う
ディミニッシュアルペジオでテンションを加える
こうすることで、ソロ全体がメロディアスで、意図が感じられる、そしてソウルフルな仕上がりになります。
🎼 コード進行に沿ったアイデア紹介
F♯7 → B7
まずはコードトーンをしっかり狙うところからスタート。
各コードの3度・7度・ルートをしっかり押さえることで、コード感がバッチリ伝わります。
ただスケールをなぞるのではなく、コードに「ハマる」音を選ぶことで、ラインがより説得力を持ちます。
C♯マイナーのセクション
ここからメロディの層が厚くなってきます。
最初に登場するのがC♯マイナー9のアルペジオ。これだけで一気にジャジーで洗練された響きになります。
その後は、C♯ナチュラルマイナーとC♯マイナーペンタを状況に合わせて使い分け。
ソウルっぽいテイストを保ちつつも、ハーモニーの深みを加えることができます。
Emaj7
このコードでは、もちろんC♯マイナーペンタで押し切るのもアリですが、少しだけEマイナーペンタにスイッチしてみるのも面白いです。僕のソロでも、Emaj7が2回目に登場したときにちょっとだけ切り替えています。
さらにその2回目では、もう一歩踏み込んでEメジャースケールのコードトーンとパッシングノートを混ぜたフレーズを使いました。
🎵 何が起きているのか:
コードトーン:G♯, B, D♯, E
パッシングノート:A, C♯, F♯
これらのパッシングノートはEmaj7そのものの構成音ではありませんが、スケールの中にある音なので滑らかに繋がるし、良い意味での「動き」が生まれます。
ポイント: コードをただ「なぞる」のではなく、その中を通り抜けていくような感覚。これがフレーズに命を吹き込みます。
G♯7
ここではドミナントのアルペジオでしっかりコード感を出しつつ、途中でディミニッシュアルペジオを使って一気にテンションを高めます。
ほんの一瞬のテクニックですが、C♯マイナーへの解決を強く印象づけるのにとても効果的です。
✅ おすすめ練習:G♯7のアルペジオを弾いたあとに、ディミニッシュパターンを入れてC♯マイナーに解決してみましょう。テンションと解決の流れが自然に体感できます。
C♯m7での解決
最後はC♯マイナーペンタトニックに戻って、滑らかで歌うようなフレーズで締めくくります。
前半でハーモニーの変化をしっかり感じさせた分、ここで空間とシンプルさを取り戻すことで、ソロ全体にバランスと終着点が生まれます。
🧠 ポイントまとめ
コードトーンを狙うことで、コード進行にしっかり「ハマる」ソロに
ナチュラルマイナーとペンタトニックを行き来して、キャラを出し分ける
アルペジオ(C♯m9, G♯7など)でラインに方向性を
ディミニッシュアルペジオで一瞬のテンションを加える
フレーズ単位で考えることで、自然で歌心あるソロに
🎯 こんな練習をしてみよう
「Isn’t She Lovely」のコード進行をループ or バッキングトラックを使う
F♯7 → B7ではコードトーンのみでラインを作ってみる
C♯m9のアルペジオを取り入れたフレーズを試す
Emaj7ではコードトーン+パッシングノートを意識してスムーズに
G♯7ではディミニッシュのパターンを入れて、C♯m7へ解決
最後はシンプルなC♯マイナーペンタでまとめる
🎥 実際に聴いてみよう!
下の動画では、このソロをフルで聴くことができます。それぞれのアイデアやフレーズの狙いについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
気に入ったフレーズがあったら、そのままコピーして指に馴染ませて、自分なりにアレンジしてみるのもオススメです!
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