ギター教室の先生が教える!子どもが上達するために親ができること
- ryanboisselle
- 8 時間前
- 読了時間: 4分
〜親御さんのためのガイド〜

お子さんがギターを習い始めることになりましたか?すばらしいことですね!
「やりたい!」と自分から言い出した子もいれば、親御さんが「何か音楽をやらせてみたいな」と思って始めるケースもあると思います。
どちらにしても、きっとこんな疑問が出てくるはずです:
最初の数ヶ月ってどんな感じ?
どれくらいで弾けるようになる?
親として何をすればいいの?
私は6歳以上の子どもたちにギターを教えている現役ギター講師として、こういった質問をよく受けます。
この記事では、楽しい部分も、ちょっと大変な部分も含めて、現実的な「最初の数ヶ月の流れ」と「親としてできるサポート」についてまとめてみました。
✅ 1. 最初の数週間は「慣れる」期間です
ギターを手にしてすぐに音楽っぽく聞こえない…それは普通のことです!
最初のうちは「音楽」というより「指のトレーニング」のような時間が続きます。お子さんは、こんなことを学んでいます:
弦をちょうどいい力で押さえる方法
指を一本ずつ動かす感覚
狙った弦をピックで1本だけ鳴らすコントロール
指先の痛み(これもすぐに慣れていきます)
この時期の成長は、見た目以上にしっかり進んでいます。音楽的というより“身体の使い方”の練習。でもここがすべての土台になります。
💬 「最初はみんなこんな感じだよ!ちゃんとできてる証拠だね」って声をかけてあげてください。
✅ 2. やる気には波があります(それでOK!)
最初はノリノリだった子が、数回のレッスンで「難しい…」と感じることはよくあります。
逆に最初は乗り気じゃなかった子が、だんだんハマっていくことも。
どちらも、ぜんぜん問題なしです。
お子さんがこんなことを言い出すかもしれません:
「難しい」
「練習したくない」
「全然うまくならない」
でも、それは普通のこと。プロだってスランプはあります。
親御さんがやるべきなのは「無理にやらせること」ではなく、「やさしくサポートすること」。
毎日5〜10分でも、続けていけば大きな違いが出てきます。
💡 ヒント:「今日は何を習ったか教えて?」と聞くのが、“練習して”と言うより効果的です!
✅ 3. 思ったより進みが遅く感じるかも(でもちゃんと進んでいます)
「いつになったら曲が弾けるの?」「どれくらいでスラスラ弾けるようになるの?」
そんなふうに感じる親御さんは多いですが、音楽の上達には個人差があります。
スピードが早い子もいれば、ゆっくり進む子もいます。でも、ゆっくりでも“確実に”進んでいる子は、後でしっかりとした基礎が身についていることが多いんです。
目指すのは「速さ」じゃなくて「自信」。きれいな1音を出せるようになることが、大きな第一歩です。
✅ 4. 練習のサポートはおうちから(でもバトルにならなくてOK)
音楽経験がなくても、親としてできるサポートはたくさんあります。
たとえば:
ギターをケースにしまい込まず、目に見える場所に置く
静かに集中できる練習場所を作る
「努力したこと」をほめる(「頑張って弾いてたね!」など)
内容がわからなくても、「今どんなの練習してるの?」と声をかける
子どもは必ずしも自分から練習を始めるわけではありません。だからこそ、「ちょっとした声かけ」や「見守り」が大きな意味を持ちます。
✅ 5. 先生の役割は、ただ“教える”だけじゃありません
いい先生は、単に曲や練習を「教える」だけじゃなく、
それぞれの子に合った進め方を考えたり
イライラやスランプを乗り越えるサポートをしたり
音楽への自信を育てたり
といった、心の部分までしっかりサポートしてくれます。
私自身も、レッスンの内容や進捗を保護者の方に随時お伝えし、必要なアドバイスをしています。
🎯 ギターの上達は、技術だけじゃなく「気持ち」も大切なプロセス。親・子・先生のチームで進めていく感覚が理想です。
🎯 親御さんにできること:今日から試せるサポート
「今週はどんなこと習ったの?」と聞いてみる
毎日10分の練習タイミングを決めてリマインド
小さな成功を喜ぶ(「おっ、前より音がきれい!」)
一緒にギターの演奏動画を観て刺激をもらう
✨ お子さんの音楽の第一歩を応援したい方へ
お子さんが、自分のペースで音楽を楽しみながら学べる環境をお探しなら、ぜひご相談ください。
私のレッスンでは、「自信・基礎・音楽の楽しさ」を大切に、一人ひとりに合ったステップで進めていきます。
東京・高田馬場での対面レッスン、またはオンラインでも対応可能です(英語・日本語対応)。
🎸 一緒に、お子さんの音楽の土台をしっかり作っていきましょう!





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