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グルーヴを出すには?ギターで大事な2つのポイント

Groove is trainable
Groove is trainable

「グルーヴがある演奏」って、なんだかプロっぽくて、特別なセンスが必要な気がしませんか?


でも実は、グルーヴって魔法じゃないんです。必要なのは、たった2つのスキルだけ。

それは、


正確なタイム感 と 自然なダイナミクス(強弱の付け方)


これだけです。



🎯 「自分にはグルーヴなんてない…」って思ってません?


その考え、今日で終わりにしましょう。


グルーヴは“才能”じゃありません。文化や血筋で決まるものでもないんです。


自分は○○人じゃないからグルーヴないんですよね…」って言う生徒、実際にいました。でもそれは単なる思い込みか、もしくはフラストレーションから来る言い訳です。


グルーヴは筋トレと同じ。練習すれば身につきます。


メトロノームで地道に練習して、アクセント(強調)のコントロールを磨く。グルーヴの効いた音楽を聴く。自分の演奏を録音してチェックする。それを繰り返すだけ。


できない理由を探すより、やってみたほうが早いです。



🕒 ステップ①:メトロノームでタイム感を鍛える


グルーヴの土台は「タイム感」。


自分の中にしっかりしたビートを持っているかが大事です。そのために使うべきツールが、メトロノームです。


「メトロノームが苦手…」という人、今こそその苦手意識と向き合う時です。


ただし、ボーッと流しながら合わせるのではなく、ちゃんと「聴く」ことが大事。


実は、メトロノームの音が演奏中に“消えた”ように感じる瞬間こそ、タイムがバッチリ合っている証拠。それが目指すべき状態です。


ロボットのような演奏ではなく、「信頼できるリズム感」を身につけるのが目的です。



📣 ステップ②:アクセントでダイナミクスをつける


もうひとつのポイントは、ダイナミクス(音の強弱)


そのために必要なのが「アクセント練習」。


全部の音を同じ強さで弾いたり、逆にアクセントをガツンとつけすぎたりすると、どちらも不自然に聴こえます。


おすすめは、アクセントとノーアクセントを交互に意識して弾く練習。弱い音は優しく、コントロールして出すようにしましょう。


最初はゆっくりからでOK。慣れてくれば自然にグルーヴ感が生まれてきます。



❌ よくある間違い


「メトロノームに合ってるから大丈夫」と思っていても、実はグルーヴ感が出ていない人、結構多いです。


例えば…

  • メトロノームの音がハッキリ聴こえ続けている → つまり、自分のタイムが合っていない証拠。


  • アクセントが不自然で固い → 無理に強調しすぎて、フローが失われている。



グルーヴは繊細な感覚。ビートを「叩く」よりも「乗る」意識が大切です。



🥁 実践編:ドラムループで仕上げよう


タイムとダイナミクスがある程度できてきたら、ドラムループでの練習がオススメ。

これが「卒業試験」みたいなものです。


ドラムループには人間らしい“ノリ”があります。それに自然に乗れるかが重要。


簡単なフレーズを弾いて録音し、あとで聴き返してみましょう:


  • ドラムにしっかり乗れているか?

  • アクセントはグルーヴを支えているか?

  • 聴いていて体が自然に動くか?


このセルフチェックが、次のステップへのカギになります。



👊 グルーヴは“訓練”できるスキル

憧れのミュージシャンみたいに弾きたいなら、グルーヴは絶対に外せない要素。

でも、難しく考えすぎる必要はありません。


  • メトロノームでの練習を習慣にする

  • 自然なアクセントを身につける

  • オーバープレイせず、シンプルに

  • 録音して自分の演奏を客観的に聴く


グルーヴは“感覚の言語”。意識して練習すれば、誰でも話せるようになります。


📺 グルーヴの解説動画はこちら:



👉 グルーヴをもっと磨きたい?


高田馬場でギターの個人レッスンとグループレッスンを行っています。(英語・日本語対応)

ファンク、ソウル、R&B、ジャズ好きな方、ぜひ一緒にタイム感とフィールを磨きましょう!


 
 
 

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