グルーヴを出すには?ギターで大事な2つのポイント
- ryanboisselle
- 2 日前
- 読了時間: 4分

「グルーヴがある演奏」って、なんだかプロっぽくて、特別なセンスが必要な気がしませんか?
でも実は、グルーヴって魔法じゃないんです。必要なのは、たった2つのスキルだけ。
それは、
正確なタイム感 と 自然なダイナミクス(強弱の付け方)
これだけです。
🎯 「自分にはグルーヴなんてない…」って思ってません?
その考え、今日で終わりにしましょう。
グルーヴは“才能”じゃありません。文化や血筋で決まるものでもないんです。
「自分は○○人じゃないからグルーヴないんですよね…」って言う生徒、実際にいました。でもそれは単なる思い込みか、もしくはフラストレーションから来る言い訳です。
グルーヴは筋トレと同じ。練習すれば身につきます。
メトロノームで地道に練習して、アクセント(強調)のコントロールを磨く。グルーヴの効いた音楽を聴く。自分の演奏を録音してチェックする。それを繰り返すだけ。
できない理由を探すより、やってみたほうが早いです。
🕒 ステップ①:メトロノームでタイム感を鍛える
グルーヴの土台は「タイム感」。
自分の中にしっかりしたビートを持っているかが大事です。そのために使うべきツールが、メトロノームです。
「メトロノームが苦手…」という人、今こそその苦手意識と向き合う時です。
ただし、ボーッと流しながら合わせるのではなく、ちゃんと「聴く」ことが大事。
実は、メトロノームの音が演奏中に“消えた”ように感じる瞬間こそ、タイムがバッチリ合っている証拠。それが目指すべき状態です。
ロボットのような演奏ではなく、「信頼できるリズム感」を身につけるのが目的です。
📣 ステップ②:アクセントでダイナミクスをつける
もうひとつのポイントは、ダイナミクス(音の強弱)。
そのために必要なのが「アクセント練習」。
全部の音を同じ強さで弾いたり、逆にアクセントをガツンとつけすぎたりすると、どちらも不自然に聴こえます。
おすすめは、アクセントとノーアクセントを交互に意識して弾く練習。弱い音は優しく、コントロールして出すようにしましょう。
最初はゆっくりからでOK。慣れてくれば自然にグルーヴ感が生まれてきます。
❌ よくある間違い
「メトロノームに合ってるから大丈夫」と思っていても、実はグルーヴ感が出ていない人、結構多いです。
例えば…
メトロノームの音がハッキリ聴こえ続けている → つまり、自分のタイムが合っていない証拠。
アクセントが不自然で固い → 無理に強調しすぎて、フローが失われている。
グルーヴは繊細な感覚。ビートを「叩く」よりも「乗る」意識が大切です。
🥁 実践編:ドラムループで仕上げよう
タイムとダイナミクスがある程度できてきたら、ドラムループでの練習がオススメ。
これが「卒業試験」みたいなものです。
ドラムループには人間らしい“ノリ”があります。それに自然に乗れるかが重要。
簡単なフレーズを弾いて録音し、あとで聴き返してみましょう:
ドラムにしっかり乗れているか?
アクセントはグルーヴを支えているか?
聴いていて体が自然に動くか?
このセルフチェックが、次のステップへのカギになります。
👊 グルーヴは“訓練”できるスキル
憧れのミュージシャンみたいに弾きたいなら、グルーヴは絶対に外せない要素。
でも、難しく考えすぎる必要はありません。
メトロノームでの練習を習慣にする
自然なアクセントを身につける
オーバープレイせず、シンプルに
録音して自分の演奏を客観的に聴く
グルーヴは“感覚の言語”。意識して練習すれば、誰でも話せるようになります。
📺 グルーヴの解説動画はこちら:
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