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【ジャズギター初心者向け】この8つのコードで、ほとんどの曲が弾ける

多くの人って「ジャズギター=コードを何百個も暗記する世界」って思いがちです。

…うん、分かる。実際 “jazz chords” とかで検索すると、画面がもう 地獄 みたいになりますよね(笑)


でもね、ここが大事なんですが——


ジャズの曲って、意外と“基本の4タイプ”が回ってるだけのことが多いんです。


その4タイプがこれ:

Maj7

min7

7(ドミナント)

m7♭5(ハーフディミニッシュ)


で、もしそれぞれに 「使える形」を2つずつ覚えたらどうなるか。


合計 8個の“核になるコード” が手に入ります。


これがあると、スタンダードの譜面を見たときに


「うわ…コード多すぎ…無理…」


じゃなくて、


「お、これなら回せるじゃん」


ってなります。マジで。


ちなみに、この8個を1枚にまとめた PDFチートシート も作りました。(この記事で話してる形そのままです。)プリントして譜面台に置いとくと、練習がめちゃ楽になります。


なんで「4音(4パート)」がちょうどいいの?


PDFで使ってるのは 4音ボイシング(ルート+3度+5度+7度)です。


これがいわゆる “ジャズの基本形” で、

  • ハーモニーはちゃんと伝わる

  • でも分厚すぎてモコモコにはなりにくい


っていう、ちょうどいいバランスなんですよね。


あと4音って、実用面でもありがたい。

  • 移動がラク(テンポが上がっても間に合う)

  • 進行の中でつながって聞こえやすい(ボイスリーディングしやすい)

  • 左手が死ににくい

  • “でかい押さえ方”より早くジャズっぽくなる


で、いちばん大事なのがこれ。


3度と7度をちゃんと弾くことになるんです。


ジャズって結局、ここが鳴ってるかどうかで雰囲気が変わるので、4音は強いです。



PDFに載ってる「8個の形」って何?


PDFにはこういうのが載ってます:

  • Maj7(2種類)

  • min7(2種類)

  • 7(dom7)(2種類)

  • m7♭5(2種類)


「なんで2種類ずつ必要なの?」って言うと…


1個だけじゃ、ほぼ足りないからです(笑)


2種類あると何が嬉しいかというと:

  • 同じポジション周辺で回せる

  • 近い方を選べる(=なめらかに動ける)

  • “次のコードが遠すぎる問題”が減る

  • 進行が“ワープ”じゃなくて“つながって”聞こえる


なので、イメージとしては


「8個を丸暗記する」じゃなくて、4つのタイプを理解して、各タイプを“2つの便利な形”で

弾けるようにする


こっちの方が、現場で使いやすいです。


で…本当に「どんなジャズ曲でも」弾けるの?


ここ、ちゃんと正直に言います(笑)


“世界中のすべての曲”の、すべての細かいハーモニーまで完全カバーできるか?

それはさすがに無理です。


でも、この8個だけでコンピングできる範囲って、思ってるより広いです。


たとえば:

  • よく出るスタンダード

  • ジャムセッションでよく呼ばれる曲

  • 初〜中級のジャズレパートリー


この辺は、かなりの確率で回せます。


というのも、多くの曲って結局


Maj7 / min7 / 7 / m7♭5 の組み合わせでできていて、たまに出てくる“スパイス系コード”も、だいたいその派生なんですよね。


だから「曲を外してる」感じにはならないです。


むしろ今は、骨格をちゃんと弾けるようにする段階。ここができると、あとから色を足すのが楽になります。



実際の曲だとどう見える?(ざっくり)


Autumn Leaves

基本は min7 → 7 → Maj7 の流れ。途中で短調寄りになって、そこで m7♭5 が出てきます。


Blue Bossa

バージョンによって色は違うけど、基本は min7 / 7 が中心で、所々に Maj7 が混ざる感じ。このシステム内で全然いけます。


There Will Never Be Another You / All The Things You Are


転調はするけど、出てくる“質”はほとんど変わらなくて、だいたいMaj7 / min7 / dom7(+たまにm7♭5)


だから譜面が複雑に見えても、「やってること」は案外シンプルだったりします。



覚えたら終わりじゃない。定着させる練習法


ここからが本番です。“知ってる”と“使える”は別なので。


Step 1:ii–V–I(メジャー)を1キーで


キーを1つ決めます(例:C)。

Dm7 → G7 → Cmaj7


で、もう一回やる。ただし今度は 必ず別のボイシング


目標は「形を暗記」じゃなくて、どこでもこの進行を回せる状態にすることです。


Step 2:iiø–V–i(マイナー)を1キーで

例:A minor

Bm7♭5 → E7 → Am7


これも同じく、別ボイシングでもう一周。


Step 3:ボイスリーディング・ゲーム


次のルール:


できるだけ動かない。近い形を選ぶ。


これをやると、急に“ジャズの雰囲気”が出ます。コードがつながって聞こえるんですよね。



Step 4:実際の曲で縛りプレイ


スタンダードを1曲選んで、こうします:


1週間、その曲をこの8個だけでコンピングする。


テンション追加なし。新しい形なし。やることは

  • タイム(リズム)

  • クリアな音

  • スムーズな動き

これだけ。


これ、地味に効きます。コンピングが勝手に締まってきます。



これだけじゃカバーしにくいもの(でも全然OK)


そのうちこういうコードにも出会います:

  • ディミニッシュ

  • sus

  • オルタード

  • 9/11/13 などテンション指定

  • マイナー・メジャー7 など

でもね、先にこの8個だけで自信を持って回せるようになってれば、あとから色を足すのはそんなに難しくないです。


むしろ逆で、

難しいコードを知っててもリズムがヨレヨレだと、ジャズっぽくならない。


それなら、シンプルでもタイムが良くて、ボイスリーディングがきれいな方が100倍いいです。



こちらがPDFです(印刷おすすめ)




プリントして、譜面台の近くに置いて、毎日使ってください。こういう“小さい積み重ね”が、あとでガツンと効いてきます。



実際の曲で使えるようにしたい方へ


「形は分かった。でも曲になると急に迷う…」これ、めちゃくちゃよくあります(笑)


Ontario Guitar Studioでは、高田馬場での対面レッスン/オンラインで、この8コードを “曲で使える状態” にする練習も一緒にできます。


レッスンは 英語・日本語どちらでも対応。こんなことをやります:

  • この8コードをスタンダードに当てはめる

  • ジャズっぽいコンピングリズム(ブロック和音だけにならない)

  • ボイスリーディングの選び方

  • グルーヴを崩さずテンションを足す方法


興味がある方は、体験レッスンはこちら:

 
 
 

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