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🎸 Fコード攻略法:何をやっても弾けなかったあなたへ


あぁ……Fコード。初心者ギタリストにとって、まさに最大の壁とも言える存在です。


ビビる。ミュートになる。手が痛い。どれだけ強く押さえても、キレイに鳴らない。


弾き方を変えてみたり、指の位置を調整してみたり、もしかしたら「このギターが悪いんじゃないか…」なんて思ったこともあるかもしれません。


他のコードはそこそこ鳴るようになってきたのに、Fコードだけがうまくいかない。まるでゲームの最初のボスみたいに、倒せそうで倒せない、そんな存在感があります。


でも実はFコードって、指の力、独立性、そして親指と手首の使い方が完璧に噛み合わないとキレイに鳴らないコードなんです。ある意味、手でやる逆立ちみたいなもんですね。😂


大切なのは、正しいマインドセットと取り組み方。このブログでは、Fコードを乗り越えるための具体的なコツをお伝えしていきます。



💥 なぜFコードはこんなに難しく感じるのか?


Fコードが難しいのは、あなたのやり方が間違っているわけじゃありません。むしろ、まだ手がそこまで対応できていないだけなんです。


以下のような要素が組み合わさることで、Fコードは「鬼門」になりがちなんです。



🧠 1. 指の力がまだ足りていない

人差し指で複数の弦を同時に押さえる「セーハ」には、意外とパワーが必要です。そもそもコードを単音で押さえるのもまだ慣れていない時期に、いきなり全弦を押さえるFコードが来ると…そりゃ無理があります。



🕹️ 2. 指の独立性がまだ育っていない

人差し指でセーハをしつつ、中指・薬指・小指でそれぞれ別の場所を押さえる…これ、めちゃくちゃ難しい動きなんです。初心者の手だと、ついつい全部の指が同時に崩れてしまいがち。



✋ 3. 親指と手首の位置が合っていない

ネックを「握る」持ち方をしていると、セーハに必要な角度と力が出ません。親指の位置や手首の角度を意識しないと、力を入れても弦がしっかり押さえられない状態になってしまいます。



🎯 Fコードをどう攻略するか?


朗報です。ちゃんと攻略法、あります。


しかもそれは「もっと強く押さえろ!」みたいな根性論じゃありません。むしろ、無理に力を入れると逆効果になることも多いです。


ここで大事なのは、段階的にトレーニングできる仕組み。少しずつ力とフォームを整えて、「あ、鳴った!」という成功体験を積んでいくのが近道です。



🏋️‍♂️ 1. 指の力と独立性を鍛える練習


(ポイント:握力&親指の位置)


“スパイダー・エクササイズ”という練習をご存じですか?これは、フレット楽器の中で最も定番で効果の高いトレーニングのひとつです。


5フレットから始まるスパイダー練習の図
5フレットから始まるスパイダー練習の図


やり方のポイントは、1本ずつ指を置いたら、次の弦に行くまでそのままキープすること。この「キープする力」が、Fコードのセーハにもつながってきます。


さらに、練習中は親指の位置も要チェック。親指はネックの裏側にしっかり添えるのが基本です。ネックを握りこむようにしてしまうと、このエクササイズはうまくできません。



🎸 2. バレーしないFコードから始めよう


実は、セーハなしのFコードって存在するんです。しかも、普通にバンドでも使われるちゃんとしたコードです。


1弦・6弦を使わないFコード図
1弦・6弦を使わないFコード図


この形は手に優しい上に、コードの響きもしっかりしています。スパイダー練習と並行して、このフォームも練習していきましょう。


いきなりセーハを目指すよりも、まずはこの形で残りの指を鍛えるのがオススメです。



👉 3. 人差し指の“横側”で押さえる


これは本当に大事です。


初心者の方がよくやってしまうのが、人差し指の前面(腹側)で押さえようとしてしまうこと。


でも前面には指のシワや柔らかい部分が多くて、弦がうまく押さえられないんです。


代わりに、指の“横側”を使ってみてください。ちょっとした角度の違いですが、これで一気に音がクリアになります。



🕒 どれくらいで弾けるようになるの?


もちろん個人差はありますが、毎日少しずつ練習すれば、3週間くらいで弾けるようになる人が多いです。


ある生徒さんのエピソードを紹介します。Fコードの練習を始めてから2週間ほど経ったある日、僕が「ちょっとFコード弾いてみようか」と言ったら、その子はちょっとためらいながらも構えて…


「チィーーーン!」


めちゃくちゃキレイに鳴ったんです(笑)本人もびっくりしてて、二人で爆笑したのを覚えています。



💡 最後に:時間と練習がすべて


Fコードは、謎の必殺技でもなければ、手の大きさで決まるものでもありません。


ただの“少し難しめなコード”なんです。ちょっとずつ手の使い方に慣れていって、力がついてくれば必ず鳴るようになります。


早くできる人もいれば、時間がかかる人もいます。どっちでも大丈夫。焦らなくてOK。


正しい練習を続けていれば、必ず鳴るようになります。その時の達成感は、本当に気持ちいいですよ。



✨ Fコード、一緒に攻略しませんか?


もし今Fコードでつまずいていたり、正しいフォームが分からずに困っているなら、僕がサポートします。


東京・高田馬場でギター教室を運営しており、初心者の方にもわかりやすく丁寧に教えています。英語・日本語のどちらにも対応可能です。



初心者の方も、久しぶりにギターを再開した方も、一緒に楽しく、でも確実に壁を越えていきましょう!


Fコード、攻略しましょう。💪🎸

 
 
 

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