毎日30分でOK!ギターが上達する効率的な練習法
- ryanboisselle
- 12月18日
- 読了時間: 4分

「もっと時間があればギター上達するのに…」
そう思っている人、多いですよね。
でも、僕がこれまでたくさんの生徒さんを見てきた経験から言うと、「時間がないこと」自体が問題なことは、ほとんどありません。
本当の問題は、「ある時間をどう使っているか」です。
1日2時間練習しなくても大丈夫。たった30分でも、集中して正しいやり方で取り組めば、音、リズム感、テクニック、そして自信にしっかりつながっていきます。
この記事では、そんな30分をどう使えば効果的なのかを紹介していきます。
🧠 長く練習しても上達しない理由
「1時間練習したのに、あまり上手くなった気がしない…」
それ、やり方のせいかもしれません。
ただスケールを流して弾いたり、なんとなく知ってるフレーズをジャムしてるだけだと、実はあまり身につかないんです。
長時間練習していても、集中力が切れていたり、目的が曖昧だったりすると、効果はぐっと下がってしまいます。
大事なのは「深さ」。
一度に色々やるのではなく、小さな一つのテーマに絞って、じっくり向き合っていくことが、確実な上達につながります。
「何時間やったか」ではなく、「どれだけ集中できたか」。
それだけで、音のクリアさも、リズムも、指の動きも大きく変わってきますよ。
🧩 30分でできる、シンプルで効果的な練習メニュー
完璧なスケジュールも、高価な機材も必要ありません。
大切なのは、30分だけ集中してギターに向き合うこと。
以下のような流れで練習してみてください。
① ウォームアップ(5分)
「楽しいけど簡単なフレーズ」を、超スローで弾いてみましょう。
好きな曲のワンフレーズでもOK。コード進行でも、シンプルなスケールでもいいです。
最初は手が重かったり、感覚が鈍かったりするかもしれません。でもそれが普通です。
この時間は「手を起こす」「ギターと繋がる」ことが目的。
力まず、ゆっくり、感覚を意識しながら弾いてみましょう。
② 集中練習(20分)
ここがメインの練習時間です。
テーマは「1つだけ」に絞ってください。
たとえば…
苦手なコードチェンジをスムーズにしたい
ソロの1〜2小節のタイミングをよくしたい
ミュートやピッキングのコントロールを改善したい
スケールをもっとリズミカル&クリーンに弾きたい
始める前に、ぜひ「なぜこれを練習するのか」を口に出してみてください。
たとえば…
「このコードチェンジを滑らかにして、あの曲をもっと気持ちよく弾けるようになりたい」
「このフレーズをかっこよく決めたいから」
「グルーヴ感をもっと出せるようになりたい」
ちょっと恥ずかしく感じるかもしれませんが、「目的を言葉にする」ことで、練習に意味が生まれ、集中力も高まります。
短いフレーズをループして、録音して聴き返してみましょう。テンポを落として弾くのも効果的です。ドラムループやメトロノームを使うのもおすすめです。
そして、それを何回も繰り返す。ここが一番成長につながる時間です。
③ 最後に「好きなこと」で締めくくる(5分)
最後は、好きな曲を弾いたり、フリーでジャムしたりして終わりましょう。
完璧に弾く必要はありません。自由に、気持ちよく弾いてみてください。
練習の最後を「楽しい時間」にすることで、モチベーションも続きやすくなりますし、改めて「なぜギターを始めたのか」を思い出させてくれます。
❌ よくある非効率な練習パターン
いろんなことを一気にやろうとする
苦手な部分を飛ばして、曲を最初から最後まで通して弾く
いきなり速く弾こうとする
「長時間=上達」と思い込んでいる
🔧 練習効率を上げるちょっとしたコツ
ギターはケースにしまわず、すぐ弾ける状態にしておく
1週間に1つ、小さな練習目標を決めて毎日やる
曲全体じゃなくて、難しい2〜4小節を重点的に練習
短い動画や録音で、自分のプレイを客観的に聴いてみる
もうこれ以上遅くできない!ってくらいまでテンポを落としてみる
🎯 今日からできる練習
今日は、「これを上手くしたい」という小さなテーマを1つ決めてみましょう。(リックでも、コードチェンジでも、短いメロディでもOK)✓
それをテンポを落として、リズムを感じながら10〜15分だけ練習。そして、最後に好きな曲を弾いて終わる。✓
それだけでOKです。✓
これが「効果的な練習」の本質です。
✨ 練習の質をもっと上げたい人へ
頑張って練習しているのに、いまいち成果を感じられない…。もしそんな風に感じていたら、一度レッスンで一緒に見直してみませんか?
僕のレッスンでは、生徒さん一人ひとりのレベルや目標に合わせて、「自分に合った練習ルーティン」を一緒に作っていきます。
ただスケールをこなすだけじゃなく、音の出し方、グルーヴ、タイミング、そして「音楽としての表現力」を大切にしています。
東京・高田馬場のスタジオ、またはオンラインでレッスンを行っています。英語・日本語どちらでもOKです。
「なんとなくの練習」から「本当に身につく練習」へ。一緒に進んでいきましょう!🎸





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