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ギターの発表会に出ると上達する理由

21 時間前
読了時間: 11分

ギターを習っている人に「発表会がありますよ」と言うと、

こんなふうに思う人もいるかもしれません。


「え?別にプロを目指しているわけじゃないんだけど……」


まあ、分かります。

バンドを組みたいわけでもない。

ライブ活動をしたいわけでもない。

家で楽しくギターを弾いて、少しずつ上手くなれればそれでいい。

それでも全然OKです。


でも、発表会にはひとつ大きなメリットがあります。


発表会は、ただ人前で演奏するためのものではありません。


練習に、具体的なゴールができます。


日付がある。

演奏する曲がある。


そして、その日までに曲を仕上げないといけない。


そうなると、

「まあ、そのうち練習しよう」

が通用しなくなります。😆


だから僕は、発表会ってすごくいい練習になると思っています。


発表会は、


今の実力を見せるだけの場ではありません。


そこに向けて準備すること自体が、上達につながります。



発表会があると「締め切り」ができる


締め切りがないと、

1曲をずっと「練習中」のままにしておくのは意外と簡単です。


イントロは弾ける。

Aメロもだいたい大丈夫。

ソロも少しずつ形になってきた。

でも間奏はまだ怪しい。

エンディング?

そこは触れないでおきましょう。😆


気づいたら半年後も、

「まだこの曲やってます」

みたいなことになったりします。


でも発表会があると、

この日までに仕上げる

という期限ができます。

すると練習の仕方が変わります。


「そのうちやろう」


ではなく、


「あと3週間しかない。どこを直す必要がある?」


と考えるようになります。


こっちの方が、かなり具体的です。



発表会があると、曲を最後まで仕上げるようになる


ギタリストって、

曲を始めるのは得意だったりします。


最後まで仕上げるのは、また別の話です。😆

つい、楽しいところばかり練習してしまいます。

カッコいいリフ。

ソロ。

自分がすでに上手く弾けるところ。

でも人前で1曲演奏するとなると、


そうはいきません。

  • 苦手なコードチェンジ

  • あまり面白くない部分

  • エンディング

  • 強弱

  • タイミング

  • ずっと避けていた場所

  • 4回に1回くらいしか成功しないところ


全部やらないといけません。


そして、実はそういうところを練習しているときに一番伸びたりします。


10曲を80%ずつ弾けることと、1曲を最初から最後まできちんと演奏できることは、別のス

キルです。


発表会は、

「曲をちゃんと完成させる」

という経験を作ってくれます。



本番では、普段の練習で隠れていた弱点が見える


家で練習していると、

好きなところで止められます。

音を間違えた?

もう一回。

次のコードを忘れた?

ちょっと待つ。

間奏でミスした?

4小節戻る。

そうしていると、


実際よりも曲が完成しているように感じてしまうことがあります。


そして本番。


急に、

音楽の方はあなたがやり直したいかどうかを気にしてくれません。 😆


そのまま進みます。


そこで初めて、

  • 不安定なコードチェンジ

  • 暗譜が怪しいところ

  • タイミングのズレ

  • エンディングの弱さ

  • リラックスしているときしか弾けない場所

  • 左手を見ないと弾けない場所


などがはっきり見えてきます。


でも、これは悪いことではありません。


むしろ、

自分の演奏のどこが本当に安定しているのか

が分かる、とてもいい機会です。


発表会はある意味、

演奏のストレステスト

みたいなものです。



ミスしても立て直す力がつく


「本番が上手くいった」


と聞くと、

「ミスを一回もしなかった」

という意味だと思う人もいます。


でも実際の演奏って、そんなに完璧ではありません。


誰でもミスします。


大事なのは、

そのあと続けられるか。

音を1つ外した。

まあいい。

コードを間違えた。

そのまま進む。


一瞬どこにいるか分からなくなった。

戻れるところを探す。

この力はかなり大事です。


でも普段の練習が、

ミス → 止まる → 最初からやり直す


ばかりだと、なかなか身につきません。


本番では、

「1回ミスしたら全部終わり」

ではないことを学べます。


意外とお客さんは気づいていなかったりします。


本人だけがステージ上で、

「終わった……。俺の音楽人生はここまでだ……」

くらいに思っている。😆


たぶん大丈夫です。

そのまま弾きましょう。



発表会があると、練習の内容も変わる


本番が近づいてくると、

普段とは違う練習をするようになります。


例えば、

  • 曲を最初から最後まで通す

  • ミスしても止まらずに弾く

  • 曲の途中からスタートする

  • エンディングをしっかり練習する

  • 自分の演奏を録音する

  • 誰かの前で弾いてみる

  • ミスしたあとに復帰する練習をする


こういう練習です。


ただ得意な部分を繰り返すのとは、かなり違います。


発表会があることで、


今まで練習してきたテクニックに

「何のために使うのか」

が出てきます。


ただの練習が、


本番に向けた準備


に変わります。



「弾ける」と「本番でも弾ける」は違う


これはかなり大事です。

1回上手く弾けたからといって、

必ずしも「もう弾ける」とは限りません。

たまたま上手くいくこともあります。


全部の条件が偶然そろうこともあります。

なぜかその日だけ指がものすごく協力的なこともあります。😆


でも本番で弾くなら、

もう少し高い安定感が必要です。


もう一回弾ける?

明日も弾ける?

疲れていても弾ける?

途中でミスしても続けられる?

誰かが見ていても弾ける?

ちょっと緊張していても弾ける?


そこまで来ると、


「弾ける」


から、


「この曲なら任せられる」


に変わります。


その安定感が、演奏力を上げてくれます。



緊張した状態で弾く経験ができる


本番の緊張って、不思議です。


手の感覚がいつもと違う。

心拍数が上がる。


急に、


「今、他の人が自分を見ている」

という事実がものすごく気になってくる。

5000回くらい押さえたコードなのに、


突然見たことのない形に見える。

「あれ?Emってどうやって押さえるんだっけ?」 😆


発表会の目的は、

緊張を完全になくすことではありません。

長く演奏していても、本番前に緊張する人はいます。


大事なのは、

「緊張していても演奏できる」

という経験をすること。


何回か経験すると、


緊張そのものが少しずつ「未知のもの」ではなくなります。

「はいはい、この感じね」


となってきます。


それだけでもかなり違います。



自分が上達していることを実感しやすい


ギターの上達って、

毎日少しずつなので、自分では意外と気づきにくいです。


昨日と今日を比べても、

そこまで違いを感じないかもしれません。


むしろ、耳が良くなって自分のミスに気づくようになり、


「前より下手になった?」


と感じることすらあります。


でも、


今年の発表会と去年の発表会を比べてみる。

そうすると、かなり分かりやすいです。

リズムが安定している。

コードがきれいになっている。

前より難しい曲を弾いている。

音色が良くなっている。

ミスしても戻れるようになっている。

ステージ上でも前より落ち着いている。


発表会の演奏は、

その時点での自分を残しておける


一つの記録


になります。



他の生徒さんの演奏を見るのも勉強になる


発表会では、

もちろん自分だけが演奏するわけではありません。

他の生徒さんの演奏を見ることもできます。

これも結構大きなメリットです。


自分では考えたこともなかった曲を聴いて、


「これ、弾いてみたいな」


と思うかもしれません。


自分と同じくらいのレベルの人が、

何かをすごく上手くやっているのを見て参考になることもあります。


逆に、


誰かが少しミスして、

そのまま普通に立て直しているのを見て、


「あ、やっぱりみんなミスするんだ。」 😆


と気づくこともあります。


本番前って、

他の人は全員リラックスしていて、


自分だけが舞台裏で


「手が自分の手じゃないみたいなんだけど……」


となっている気がします。


でも実際に他の人を見ていると、


みんな何かしら緊張しています。


それが分かるだけでも、ちょっと安心します。



他のギター好きと知り合う機会にもなる


ギターって、意外と一人でやる時間が長い趣味です。


家で練習する。

レッスンに来る。

また家に帰る。


特に大人になると、


「音楽を習っている人同士が自然に集まる」


という機会はそんなに多くありません。


発表会では、

同じ場所にギターを習っている人が集まります。


そして少なくとも一つ、

最初から共通点があります。


みんなギターを弾いている。


誰かが弾いた曲について話すかもしれない。

好きな音楽が同じだと分かるかもしれない。


他の人の演奏を見て、

次に練習したい曲が見つかるかもしれない。


別に、

発表会を「人脈作りイベント」にする必要はありません。😆


でも普段一人で練習している人にとって、


小さな音楽コミュニティに参加している感覚


が持てる機会にはなります。


僕はこれも結構大事だと思っています。



発表会があると、練習に目的ができる


「ギターが上手くなりたい」


という目標は、かなり曖昧です。

何が上手くなりたい?

いつまでに?

どのくらい?

発表会があると、

目標がかなり具体的になります。


「この日に、この曲を演奏する。」


そうすると突然、

コードチェンジを練習する理由ができる。


リズム練習をする理由ができる。

スケール練習をする理由ができる。

暗譜する理由ができる。

苦手な部分を直す理由ができる。


「先生にやれと言われたから練習する」


ではなく、


実際の目的のために練習する


ようになります。


これはモチベーションにもかなり影響します。



別に「演奏家」になりたい必要はない


ここは大事だと思います。

プロミュージシャンを目指していなくても大丈夫です。

バンドを組まなくてもいい。

毎週ライブをしなくてもいい。


そもそも、

人前で弾くことがそこまで好きじゃなくてもいいです。😆


それでも、ときどき発表会に出ることには意味があります。


家での練習だけではなかなか必要にならない、

  • 安定感

  • 集中力

  • ミスから戻る力

  • 本番に向けた準備

  • 1曲を最初から最後まで弾く力

  • 何か起きてもテンポを保つ力


こういったものを練習できるからです。


普段は自分のためだけに弾いている人にも役立ちます。


人前で弾くのが好きじゃなくても、人前で弾く経験は役に立つ。


そこは別の話です。



発表会の準備はどうすればいい?


発表会が決まったら、

準備はそこまで複雑にしなくても大丈夫です。


数週間前になったら、

  1. 演奏する曲を決める

  2. 5分おきにアレンジを変えるのをやめる 😆

  3. 一番弱いところを見つける

  4. そこだけ取り出して練習する

  5. 最初から最後まで通す練習を増やす

  6. 自分の演奏を録音する

  7. ミスしても止まらない練習をする

  8. 本番前に最低1回は誰かの前で弾く


という感じで十分です。


目標は、


完璧な演奏をすること


ではありません。


何か予想外のことが起きても、


曲を最後まで続けられるくらい安定させること。


その方が大事です。



発表会もレッスンの一部


僕はこれが一番大事だと思っています。


発表会は、


全部の練習が終わったあとに受ける


「最終試験」


ではありません。


発表会そのものも、学ぶプロセスの一部です。


締め切りがあるから、練習が変わる。

準備するから、弱点が見える。

本番があるから、緊張した状態で弾く経験ができる。

ミスするから、立て直す方法を覚える。

他の生徒さんを見るから、新しいアイデアも見つかる。

そして同じ場所に集まることで、

普段は会わない他のギター好きとも話す機会ができます。


もちろん発表会は、


「今どのくらい弾けるのか」


を見る機会でもあります。


でもそれ以上に、

発表会に向けて準備すること自体が、ギターを上達させてくれます。



何か目標を作ってギターを練習してみませんか?


ギターをしばらく練習しているけど、


「いろんな曲を始めるだけで、なかなか最後まで仕上がらない」


という方は、


具体的な目標が一つあるだけでもかなり変わります。


レッスンでは、

  • 自分のレベルに合った曲選び

  • 1曲を最初から最後まで仕上げる練習

  • リズムやタイミング

  • 苦手な部分の練習方法

  • ミスしても止まらずに弾く練習

  • ミスから立て直す方法

  • 本番に向けて曲を仕上げる方法


なども一緒に取り組めます。


高田馬場での対面レッスン、またはオンラインレッスンを、日本語・英語どちらでも行っています。


レッスン内容は、実際にあなたが弾きたい音楽を中心に組み立てます。


また、Ontario Guitar Studioでは年に2回、生徒さん向けの発表会も開催しています。


毎回、とても温かくて応援し合える雰囲気なので、

「人前で弾くのはちょっと怖い……」

という方でも参加しやすいと思います。


過去の発表会の様子はこちらからご覧いただけます。


体験レッスンに興味のある方はこちらからどうぞ。


 
 
 

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